いい判子屋さんのつぶやき
印鑑屋の店主が今日この頃を目で見、感じた事を綴りました。
猫の親子
夜中に子猫の鳴き声がした。う〜ん?空耳かなと思いつつ寝てしまった。

翌日、フト 仕事の目を外に向けると黒い小さな固まりが横切った。アレと
外へ行くが何も居ない。
昨夜聞いた子猫の鳴き声が何処からか聞こえる。 
もう一度よくよく探すと車の下に子猫が居た。

家内を呼び、どうしようか?と悩んでいると……
母親らしき猫が来て子猫から離れず母親の目は敵対視している。

店を閉める際に 車の下を覗くと未だ子猫だけがいる。
やっては いけないと思いつつも練乳を溶かして子猫の前へ置き
親猫には魚の皮と肉の脂身を置いて店を閉めた。

翌朝、店を開けてから見ると親も子猫もご飯も全て無くなっていた。

実は前にも書いた様に我が家には20年程生きた猫が3匹居た。
その猫達が亡くなった時もう二度と生き物は飼わないと夫婦で約束したのだ。

だからホッとした反面心配にもなった。
しかし夕方、家内が隣との境で猫の親子を見つけた。

親猫の目はもう敵対視していた時とは違って優しい目で此方を見ている。

子猫の為に練乳だけをやり、もし次の日も居たら何とかしようと思いながら寝た。
翌朝には居なかった。

それから一週間程経つが、もう来ない。
どうしたのか心配だけどこれでいいと思った。
家内は昔よくうちの猫が食べたキャッツフーズを黙って買って来たらしい。

こんな些細な出来事でも昨今続いている事件と重なります。

人間の親子関係・対人関係の希薄さに凄く心を痛めます。




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